PT2用省電力マシンを組んでみた [PC・携帯]
さて、以前構想だけ触れたPT2運用の省電力マシン作成のその後である。
とりあえず今回のパーツ類は以下の通り。
・Case:Shuttle KP10 7,980円(テクノハウス東映)
・M/B:Asus AT3N7A-I R2 15,970円(ソフマップ.com)
・SSD:Kingston 40GB 9,980円(ツクモ)
・HDD:WesternDigital WD10EADS(1TB,32MB) 6,980円(ソフマップ)
・光学ドライブ:Sony Optiarc AD-7700S Black(Bulk) 4,080円(テクノハウス東映)
・カードリーダー:SCR3310-NTTCom 2,270円(クレバリー)
・ファン:ainex CFY-80US 980円(ツクモ)
・フレキシブルアーム:FREEDOM PFN-FAM48 1,080円(ツクモ)
・2.5⇒3.5マウンタ:ainex HDM-03 450円(ソフマップ)
RAMはサブPCに挿さってた1GB4枚から2枚拝借した。
この他に1mのHDMIケーブルとか絶縁の為のグラスワッシャーを購入。
ちなみに光学ドライブはスリムケーブルとソフト付なのがポイント。スリムケーブル単体でも1000円近くしますからね。
さて、組み立てだが今回選んだKP10はキューブ型ベアボーンで実績のあるShuttle製という事もあって思っていたより作業はし易かった。
確かに内部は狭いがmini-ITXのボード自体が非常にコンパクトなのと、ケース付属の電源もケーブルがそれほど多くないので結構ケース内部はスッキリしている。
また、ケース内部にケーブルをまとめたりする為の機構が数多くある為、ケーブルの取り回しもかなりやり易かった。
さて、M/Bだが事前の情報収集で標準搭載のファンが結構うるさいと言う事らしいので(※R2は初版のものより静音に変わってはいる)標準ファンは取り外し、フレキシブルアームを使ってヒートシンクに風を当てる事にした。
今回は念の為薄型のファンをチョイスしたが、一般的な25mm厚の物でも全然大丈夫そうである。
ちなみに80mmファンだとヒートシンクよりかなり幅があるので写真のように風量の低そうなファンの中心ではなく、端の方をヒートシンクに被せる様にしている。
それからこのケースにPT2を取り付ける際は端っこのアンテナ端子が引っかかるため、ブラケットを外して先にブラケットだけ挿して…としている人も多いようだが、完全に外さなくてもネジを1mmくらい締めた状態でも取り付けは可能であった。
さて、無事に組みあがって電源を入れたところ何も移らなくて困った。
HDMI接続じゃ出ないのか?と思いアナログで接続してもダメで、試しにRAMを1枚抜いたら起動した。
どうも2枚のうち1枚が相性悪いのか何なのかダメだったらしい。通常こう言うときはビープ音が鳴っても良さ気なのだが、このM/Bにはスピーカーもスピーカー接続端子も無いのでビープ音が出なかったのである。
品質に定評のあるAsusにしては少々アレかね。
で、無事起動しUbuntuをインスコ。
インスコ自体は何の問題も無く完了したが、解像度がフルHDにできなくてひと悶着。よくワカランがnVidiaのドライバを適用できたみたいで解決。
そして肝心のPT2関連の設定であるが、事前に調達しておいた日経Linuxの2月号を参考に進めてみたが、Linuxど素人にはどうしても説明不足な部分もあり行き詰まる(そりゃそうだ)。
で、Google先生に色々と聞いたりした結果以下のサイトにたどり着き、そのサイトにある通りに進めていったところあっさりとできた(^^。
tiplinux
正直やってる最中は何やってるのか良くわからなかったが、やってるうちに多少なりとも覚える部分もあるのでまぁよし(ぇ。
さて、うまくいったもののそのままでは保存先がUbuntuをインストールしたSSDなので、増設したHDDに保存させるための設定でまたひと悶着。
最終的にはデフォルトの保存先の下に増設HDDをマウントすることで解決した。
任意の場所にマウントって言う発想は日頃Windowsしか触ってないと出てこないですねー。
そんなこんなで無事録画専用マシンは完成。
同一LAN内の他のPCからブラウザでアクセスして予約もできるし、保存先フォルダを共有設定したので視聴もできるので、起動さえしていればメインのWin7だけで完結できる素敵環境に。
できればPS3からも視聴できると良かったんだが、フォルダにアクセスは出来ても再生は出来なかった、残念。
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