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ビミョ戦記を観に行ったぞ! [映画]

 前回の更新で予告した通り、「ゲド戦記」を観に行こうと予定してはいたのですが、朝起きると雨が降っていたっぽかったので二度寝モードに入る。
 昼前に起きると雨はどうやら降ったりやんだりな感じで「逝けるか?」とも思うが、空は黒い雲に覆われていて1日雨模様か?という様子であった。
 そういう訳でこの日はとりあえず溜まったビデオの消化を最優先で進めることにした。

 が、昼過ぎから時折青空が見え隠れしたりしていたので14時過ぎからの回あわせで観に行く事にした。

 お盆という事もあって、平日であるにもかかわらず劇場は大盛況。チケット売り場は長蛇の列で上映開始前ギリギリでチケットを(σ・∀・)σゲッツ!。
 最初の5分~10分はCMだろうとも思ったが、トイレにも逝っておきたいし、売店も多少の列が出来てる状態だったので、昼飯食ってなくてやや腹は減ってたがポップコーン買ったりはせんかった(ちょっと寂しい)。

 さてこの今回の「ゲド戦記」、世間の評判通り「本当につまらないのか?」と言う事にワクテカしつつの観賞であったが(爆)、個人的な感想としては「面白い」とか「つまらない」とか以前に「訳が分からない」&「無感動」と言うのが一番しっくり来る。

 と、言うのも原作を見てない人はノーセンキューとでも言いたいのか、あまりにも説明が少ない…というか無さ過ぎる(--。
 もうね、素晴らしいくらい何の説明もないまま登場人物がスタスタと物語を進めてくモンだから観てる方は絶えず置いてけぼり。
 物語の舞台もどういった世界なのかと言う様なバックボーン的な部分もあまりに説明不足で不透明すぎてイマイチ良く分からない。
 分からない事だらけだけどなんだか話は進んでいる。こんな作品に感情移入しろといわれても無理な話で、「ドキリ」とも「クスリ」とも「ホロリ」ともなく、気持ちいいくらいに終始無感動で、場内も終始「シーン」と静まり返ったままで、子供がなんかブツブツ喋ってるのや、途中でトイレに立つ人の方がよっぽど気になるという始末。
 強いて言えばクライマックス辺りは若干盛り上がる部分もあった…かな?程度。
 お子ちゃま向けなイメージが強い「クレヨンしんちゃん」だって何気に泣けると言うのに…(--。
 果たして、あれもこれもと色々詰め過ぎて説明を入れる余裕がなくなったのか?……ってもしそうならかなり終わってる訳だが、色々省いたりしてもそれなりに話を理解できるレベルにはして貰わんとなー、始めっから観る人を選ぶような作品ならそれはそれで一応アリなのかも知れんが、ジブリの作品と考えたらそれはちょっと違う気がするしな。

 アニメーション自体は確かにジブリなのだが、これまでの作品と比べると全編通してイマイチ迫力が無く地味ぃ~だし、これだけ無感動だと恐らく観た人の中にはせいぜい「良く分からんけど主人公らしき人物が悪い魔法使いを退治した…みたいな?」程度しか残らんのではないだろうか。
 ま、何にしても一般的に、且つ少なくとも原作を読んでない場合に於いて、ジブリ作品としては稀に見る駄作(?)と見て間違いないと思われる。DVDもきっと売れないだろうなぁ…。


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ゲド戦記 全6冊セット

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  • 作者: アーシュラ・K・ル=グウィン
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2006/05/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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